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早いもので、修学旅行が終わり2週間が経過しました。
残暑が厳しい奈良・京都の旅でしたが、多くの学びに出会いました。
初日の奈良には、新大阪駅からJR、近鉄線へと乗り換えて向かいました。
最初の見学地は東大寺。まずは廬舎那仏の大きさに圧倒されました。
その後、大仏殿を見学し「天」という守り神が大仏の左右に鎮座しているのを見たり、
何度も災害や戦乱によって荒廃した大仏や大仏殿の再建の様子を模型で見たりしながら
現在に在り続ける「廬舎那仏」の姿に改めて感動しました。
また、南大門の金剛力士像の大きさ、肉体美にも圧倒されました。
次に訪れたのは奈良国立博物館。「ならはく世界遺産学習」というプログラムに参加し、
ボランティアガイドの方から仏像の種類や、国立博物館がなぜ設立され、
130年もの間、文化財を守り続けているのかについて学習を進めました。
仏像には「如来」「菩薩」「明王」「天」の4つのグループがあり、お釈迦様のモデルが「如来」、
お釈迦様がインドの小さな国の王子様だった頃をモデルにしたのが「菩薩」、仏様の教えに従わない人々を
力強いパワーで正しい方向に導くのが「明王」。そして、東大寺の廬舎那仏のそばにもいた「天」は
仏教界のガードマンであるなど、実際の仏像を見ながら教えてもらいました。
この学びが、翌日の京都の見学でもとても役に立ちました。また、仏像に洋服を着せる体験も行いました。
仏像を着飾らせることも祈りの一つのかたちだそうです。
奈良の最後の見学地は興福寺の宝物館。有名な阿修羅像や千手観音像など、奈良時代から伝わる様々な
仏像や装飾品等を鑑賞しました。阿修羅像は意外と小さい!実際に見ないと分からないことがたくさんありました。
約1300年前に栄えた平城京に思いをはせ、奈良での学習を終わりました。
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