2025年10月の記事一覧

10/30(木)【1学年】職業講話を実施しました。

29日(水)に「職業に関する実演見学と講話を聞く会」の一回目が実施されました。

職業講話とは、地域ではたらく方々から職業についての講話を聞くことを通して、勤労観・職業観を育てることをねらいとした、キャリアに関する学習の一つです。

各クラスでグループごとに希望をとり、クラスの垣根を越えて学ぶ機会となりました。

 

今回の講師の方々のご職業は

管理栄養士、障がい者就労支援施設、幼稚園の園長、消防官、自衛隊。

仕事内容をスライド等で紹介してくださったり、実演して見せてくださったりなど

貴重な体験をすることができました。

 

中学校の三年間は、「どんな大人になりたいか」を想像し、模索する大切な時間でもあります。

今日の講話では、そんな「大人」になるための一つとして、職業観を育てるための大きな気づきをいただいたのではないでしょうか。

お世話になった講師の先生方、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!

10/29(水)【7組】修学旅行(京都編)

修学旅行京都編です。

京都では三十三間堂、清水寺、平安神宮、二条城、金閣寺、龍安寺、北野天満宮を拝観しました。

三十三間堂には合計1032体の仏像が安置されており、奈良国立博物館で学習した仏像の種類についても

いろいろと確認しながら拝観できました。

1000体ある立像には創建時のもの、火災後の再建時に作成されたもので微妙な装飾の違いを確認したり、

本堂の裏手にある立像は、応仁の乱で荒廃した三十三間堂復興のため全国を旅した立像だということを学んだり、

1032体の仏像から様々なことを学びました。

 

清水寺では、「音羽の滝」があったことが清水寺創建に関わっていたこと、

清水の舞台から飛び降りるという表現がなぜ生まれたのかなどについて学びました。

また、清水寺から清水坂、産寧坂、二寧坂と歩みを進め、2年生の地理分野で学習した景観保全の工夫についても、

学習することができました。

 

 

 

 

 

 

 

平安神宮では明治時代、なぜこのような神宮が建設されたのかについて学び、

二条城では江戸時代に築城された理由や、江戸幕府終焉の地として果たした役割について学びました。

 

 

 

 

 

 

 

最終日、金閣寺はその美しさ、荘厳さに圧倒されつつ、金閣が創建された理由など学びました。

龍安寺は石庭の石の秘密と共に、裏手にある鹿威しの石の意味など、禅宗の考え方を学びました。

最後は北野天満宮で学業成就の祈願を行い、京都での学習を締めくくりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、2日目には安達くみひも館で組み紐体験に挑戦し、日本の伝統文化を体感することができました。

4本の糸を2本ずつ組んでいくと、きれいな文様の組み紐が完成しました。

ストラップやブレスレットに仕上げてもらい、素敵なお土産になりました。

 

 

 

 

 

 

 

奈良・京都を通して学んだことをしっかりと事後学習で振り返り、今後の生活に生かしていきたいです。

10/28(火)【9組】交流級の授業

9組は、実技と一部の授業で、通常学級という形で授業に参加しています。

国語の授業の様子。平家物語の出だしの暗唱がありました。祇園精舎の鐘の声…

家庭科の授業の様子。裁縫は、大人になっても、ボタンがほつれたときなど持ってて損はないスキルですね。

9組での授業とは異なり、多くの生徒がいる中の授業です。普段は見られない一面が見れることも…

グループワークおよび共同学習を行うことは、生徒同士の良い刺激につながります。大小さまざまなコミュニティでの活動を通して、ソーシャルスキルを磨いていきましょう。

10/27(月)【7組】修学旅行に行ってきました(奈良編)

早いもので、修学旅行が終わり2週間が経過しました。

残暑が厳しい奈良・京都の旅でしたが、多くの学びに出会いました。

 

初日の奈良には、新大阪駅からJR、近鉄線へと乗り換えて向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

最初の見学地は東大寺。まずは廬舎那仏の大きさに圧倒されました。

その後、大仏殿を見学し「天」という守り神が大仏の左右に鎮座しているのを見たり、

何度も災害や戦乱によって荒廃した大仏や大仏殿の再建の様子を模型で見たりしながら

現在に在り続ける「廬舎那仏」の姿に改めて感動しました。

また、南大門の金剛力士像の大きさ、肉体美にも圧倒されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に訪れたのは奈良国立博物館。「ならはく世界遺産学習」というプログラムに参加し、

ボランティアガイドの方から仏像の種類や、国立博物館がなぜ設立され、

130年もの間、文化財を守り続けているのかについて学習を進めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仏像には「如来」「菩薩」「明王」「天」の4つのグループがあり、お釈迦様のモデルが「如来」、

お釈迦様がインドの小さな国の王子様だった頃をモデルにしたのが「菩薩」、仏様の教えに従わない人々を

力強いパワーで正しい方向に導くのが「明王」。そして、東大寺の廬舎那仏のそばにもいた「天」は

仏教界のガードマンであるなど、実際の仏像を見ながら教えてもらいました。

この学びが、翌日の京都の見学でもとても役に立ちました。また、仏像に洋服を着せる体験も行いました。

仏像を着飾らせることも祈りの一つのかたちだそうです。

 

奈良の最後の見学地は興福寺の宝物館。有名な阿修羅像や千手観音像など、奈良時代から伝わる様々な

仏像や装飾品等を鑑賞しました。阿修羅像は意外と小さい!実際に見ないと分からないことがたくさんありました。

約1300年前に栄えた平城京に思いをはせ、奈良での学習を終わりました。

 

10/24(金)【行事】合唱コンクール!

福生一中の二大行事、一つは体育祭。

そして、もう一つは「合唱コンクール」。

 

今日はこれまでに積み重ねてきた練習の成果を発揮するステージとなりました。

 

午前中は開会式の校歌にはじまり、1年生、8組、2年生、3年生と続きます。

1年生にとっては、初めての合唱コンクール。

緊張している姿も多く見られたけれど、一生懸命に口を開けて歌う姿には、頑張って練習してきたんだな、と思えました。

福生一中としても、今年度初めて取り組んだ曲もあったのだとか。各クラス、努力の跡が見えました。

続いて8組の発表。

「地球星歌」のゆったりとしたリズムに揺られ、歌声一つに届けようという気持ちが伝わってくるステージでした。

ソプラノのみなさんの歌声も、人数が少ないながらに客席まできれいに響いていました。努力の跡を感じます。

 

2年生は、昨年の経験を生かして一歩レベルアップした素敵なステージでした。

学年合唱「タイムリーパー」、第一声の響きからやはり2年生、1年違うだけでだいぶ大人びた声が出せるのだなと思いました。

各学級の発表もそれぞれのクラスの個性が表れたのびのびとした歌声でした。

そして3年生。中学校生活の集大成ともいえる思いの詰まったステージ。

声をどうやったら響かせられるか、どうしたら素敵な表現につなげることができるか、

どうやったらクラスの心が一つにまとまるか。

ステージ直前の休憩時間まで必死で歌と向き合っている様子でした。

最高学年にふさわしいステージだったと言えるのではないでしょうか。

どの発表も、それぞれの色がありました。

一人一人のメンバーの「色」、クラスとしての集団の「色」、選んだ曲の持っている「色」。

それらが組み合わさって、重なって、

福生一中の「彩響」を全身で表現することができた、そんな行事だったのではないでしょうか。

 

どのクラスにとってもこの行事を終えた今、

賞を超えたその先に、明日からに繋がる”何か”を見いだせていたらと思います。