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2学期に入り、9月、10月、11月と早くも3か月が過ぎようしています。
季節も、夏に始まり、秋を迎え、気づけば冬が訪れようとしています。
暑い日差しを浴びて、深緑であった木々の葉も、気温の変化とともに茶色へと変化し、気づけば葉が散ってきています。
そして、木の幹と枝が残り、冬を越していきます。
福生一中は、松林をはじめ、たくさんの木々に囲まれています。
そのため、落ち葉の量も相当な量となります。
放課後の時間を利用して、有志の生徒、PTAの皆様、おやじの会の皆様、教職員が力を合わせて、落ち葉掃きに取り組んでいます。
突然ですが、なぜ葉は散っていくのでしょうか?
自然の摂理であり、気に留めることもなく、気づけば散っている感覚ではないでしょうか。
葉は、寒さが厳しく、水分の乏しい冬に向けて散っていきます。
葉には3つの働きがります。
1つ目は、太陽の光の力を借りて、二酸化炭素を酸素に変える光合成を行う働きがあります。さらに光合成には、木が育つための栄養を作る一面もあります。
2つ目は、根から吸い上げた水分を葉の気孔から蒸散(放出)させる働きがあります。
3つ目は、落ち葉となり、地面に落ち、土に栄養を与える肥料となります。
2つ目の働きの際に、寒さが厳しく水分を十分の吸収することができない冬に、水分不足で木自体が枯れてしまわないために葉が散るのです。
また春に葉が生え、光合成を繰り返し、冬を越すための栄養を蓄えます。
少しずつ木の幹が太くなり、木が逞しく成長していきます。
葉の1枚1枚に役割があります。
人も同じく1人1人に役割があり、役割を果たして生きています。
役割を果たして生きることこそが、人生をよりよく生き抜いていくための栄養となるでしょう。
生徒にも役割を果たして、逞しく成長していってほしいです。
PTAの皆様、おやじの会の皆様
落ち葉掃きにご協力いただき、誠にありがとうございました。
そして、役割を果たして、落ち葉を掃いてくれた生徒の皆さん、ありがとうございました!
昨日、3年生と職員を対象とした卒業アルバムの個人写真撮影を行いました。
マスクをはずして写真を撮るのは恥ずかしかったです。
普段なかなか見ることができない皆さんの顔をアルバムで見れると思うと今から楽しみです。
写真撮影のセットです
撮影者からの視点です
撮影の様子です
写真撮影は何度行っても緊張します。
11/16(水)~11/18(金)に2学期期末テストを実施します。
3年生のテストの様子です。
緊張感がありました。
明日、明後日とテストは続きます。体調管理にも気をつけましょう。
11/14(月)の掃除の時間に美化委員とボランティアの生徒たちが校庭の落ち葉はきを行ってくれました。
ボランティアで参加していた3年生の生徒に話を聞いてみると「毎年、参加してきたので今年も落ち葉はきに協力したいと思ったので参加しました」と教えてくれました。
空海は「周りの環境は心の状態によって変わる。心が暗いと何を見ても楽しくない。静かで落ち着いた環境にいれば、心も自然と穏やかになる」という言葉を残しています。
皆が安心して過ごせる環境をこれからもつくっていきましょう。
おやじの会の方と一緒に行う落ち葉はきは11/25(金)に行います。
11月1日(火)、福一教室の授業の一環として、人前で自信をもって発表したり表現したりできるようにすることを目的に、田園児童館で絵本の読み聞かせをしました。
2~3歳くらいのお子さんに向けて、「どうすればいいのかな?」という絵本を読みました。
くまくんがお出かけの支度をしていますが、シャツを履いたり、パンツを被ったり、帽子を履いたりしてしまいます。
「シャツをはいたらどうなる?」「どうすればいいのかな?」と、一つ一つ考えながら身支度を整えて、最後は元気に「いってきまあす!」と言ってお出かけするお話です。
絵本選びから始まり、1回1回の授業を大切に一生懸命練習に励んでいました。
授業では、ゆっくり丁寧に読むことを繰り返し行いました。
また、表現や言葉と言葉の間を考えたり、動作を入れたり、どうしたら小さい子に伝わるかということを大切にして読み聞かせ当日に向けて練習を重ねました。
絵本のくまさんのように、「どうすればいいのかな?」といろいろなことを考え、小さい子の目線になって練習を重ね、本番に臨む姿が本当に素晴らしかったです。
読み聞かせに来てくれた子供達は、お母さんの膝に座りながら静かに聴いてくれていました。
生徒にとって初めての経験で緊張もあったと思います。
生徒自身の持ち前の優しい声と優しい語り掛けで、子供達も喜んでくれていたと思います。
読み聞かせを通じて、自信をもって表現することの大切さや楽しさを感じるきっかけになればと思います。
このような貴重な機会をくださいました田園児童館の皆様、読み聞かせにいらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。